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肝機能を把握することが、肝機能アップの第一歩。

 

肝臓という単語を知っていても、その機能(肝機能)を知っている人は少ないのが事実です。

 

肝臓に関する数値が血液検査等で判明した際、その数値を下げる取り組みも必要ですが、まずは肝臓の仕組み・働きを知ることが何より重要です。

 

 

◆肝臓の仕組み・働き

 

人体における肝臓の働きは次の通りです。

 

@代謝
A解毒
B胆汁生成

 

@代謝について

 

肝臓の代謝機能は人体にとってなくてはならない機能の一つです。
お肉を例にとって説明します。

 

食事によってお肉を摂取すると、小腸まで運ばれたのち、アミノ酸という物質に分解されます。
分解されたアミノ酸は血液の流れに乗って肝臓に運ばれます。
肝臓に到達したアミノ酸は肝臓の働きによって、体が必要とするタンパク質の形に変えられ、あるものはお肌の皮膚に、あるものは骨の一部へと姿を変えていきます。

 

この、摂取した栄養素を体を作る材料へと変化させる働きをもつのが肝臓の代謝機能です。

 

 

A解毒について

 

食事で得られるものは、すべてが体に良い成分であることはまずあり得ません。わかりやすいもので説明すると、「お酒・アルコール」がそれに当たります。
人間にとって「お酒・アルコール」は遺物であり、体には有害です。そのため、体に入り込んだ有害物質を無害な形に変える必要が出てきます。その機能を担っているのが肝臓です。

 

アルコールは体内でアセトアルデヒドという体にとって猛毒な物質に変化します。これはおう吐や二日酔いなどの悪酔いになる原因物質です。この猛毒のアセトアルデヒドを無害な酢酸に変化させるのも肝臓の解毒機能の一つです。

 

 

B胆汁生成

 

体における胆汁の役割は、「不要物の排泄」「栄養素の吸収の手助け」の二つです。

 

「不要物の排泄」

胆汁は体内の不必要な物質を排泄する働きを担っています。ビリルビンを例に挙げて説明すると、赤血球が壊れた後に生まれたビリルビンは血液に乗って肝臓に運ばれます。その後ビリルビンは胆汁中に含まれ体外に排出されます。このように、胆汁は体外に不要物を排出する働きを担っています。

 

 

「栄養素の吸収の手助け」

胆汁は小腸において、栄養素をより吸収しやすい形に変える為の手助けをしています。肝機能が低下して胆汁が減少すると、小腸で栄養が吸収されず排出されてしまい、本来血中に含まれるはずだった栄養が減少してしまう事によって体全体の細胞へ影響をもたらします。

 

 

体にとって重要な働きを担っている肝臓は、機能低下をきたしていてもその症状が表出しないことで有名です。
「何かがいつもと違う」「体の調子が悪く感じる」などの症状が出てからでは、既に肝がんなどのとりかえしがつかない疾病に罹ってしまっている事も考えられます。
健康診断等でビリルビンなど、検査項目の数値が高かった際は早急に何らかのアプローチが必要であると言えます。

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