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中性脂肪を下げるためには?現代人こそ注意しなければならない?!

健康診断で中性脂肪が高いと指摘されたり、肥満体型で将来の病気リスクが不安…という方は増加傾向にあるようです。
中性脂肪が高いと健康に悪影響をもたらしますからできるだけ早くに改善することが望ましいでしょう。

 

食生活の欧米化や運動不足に伴い、中性脂肪が高くなりがちな現代人。
どうすれば中性脂肪を下げることができるのか、その方法やメリットについて解説していきたいと思います。

中性脂肪を下げる方法【それぞれのメリット・デメリット】

 

健康上、なんらかの悪影響をもたらしかねないほど中性脂肪が高い場合には、中性脂肪を下げるための食生活改善、運動、投薬などが必要となります。

 

さまざまな方法や手段が考えられますが、それぞれにメリットデメリットがあるため自分に合った方法・手段を選択することが大切です。

 

ここでは中性脂肪を改善するための主な方法メリット・デメリットについてみていきましょう。

 

食生活の改善

中性脂肪は食事によって過剰摂取されることが多いため、食生活を見直すことで改善する可能性があります。

 

糖質や脂質の摂取を控える

糖質や脂質は体内に取り込まれると中性脂肪に変わります。
糖質は炭水化物や砂糖を含むもの脂質は油脂に多くありますので食事の内容を見直して摂取量を減らします。

 

食事の方法を変える

不規則な食生活や早食い中性脂肪の吸収を高めてしまう恐れがあります
できるかぎり毎日決まった時間に食事をとるようにして、腹八分くらいでやめるように意識しましょう。
また、ゆっくりと噛んで食べることで中性脂肪が上がりにくくなります。

 

中性脂肪を下げる食材

中性脂肪を下げる食べ物には青魚大豆ウーロン茶などがあります。

 

《メリット》
食生活の改善は日常生活において、比較的実践しやすい方法です。
肥満体型の場合ですとカロリーコントロールも可能になるため、効率的に中性脂肪を減らすことができるでしょう。

 

《デメリット》
普段の食生活で出来合いの弁当や総菜、外食などが多い場合には難しく、調理の手間がかかるといったデメリットがあります。

 

運動による改善

中性脂肪を下げるためには適度な運動が大切です。
エネルギーとして脂肪を燃焼することができますので有酸素運動を1日30分以上行うようにします。

 

《メリット》
運動によって中性脂肪を下げるほか、ストレス発散や気分転換・身体機能低下の予防などが可能になります。

 

《デメリット》
身体が不自由であったり、運動が苦手な場合には不向きです。
また、運動するための時間を確保しなければなりません。

 

サプリメントや漢方による改善

 

中性脂肪を下げる作用があるDHAEPAなどの成分をサプリメントで摂取したり、中性脂肪や老廃物を排出しやすくする漢方である【防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)】を服用する方法です。

 

《メリット》
時間や場所を気にすることなく手軽にできます。
身体への負担が少ないため、どなたでも実践できる方法です。

 

《デメリット》
サプリメントや漢方を購入するためコストがかかります。

 

中性脂肪を下げる方法を実践する際には、メリットやデメリットがあることを理解したうえで、自分の生活に適した方法を選ぶようにしたいところです。

中性脂肪って一体どんなものなの?

 

ここまで中性脂肪を下げる方法についてお話してきましたが、そもそも、中性脂肪というのはどんなものなのでしょうか。

 

中性脂肪は私たちが活動をするうえで必要なエネルギー源となる物質です。
別名をトリグリセリド(トリアシルグリセロール)といい、健康診断ではTGと略されることもあります。

 

食事によって取り込まれた脂質のうち、体内で消費されなかった余分なものが中性脂肪になります
また、肝臓内でも中性脂肪はつくられています。

 

中性脂肪は皮下脂肪や内臓脂肪などの大部分を占めており、外部刺激から臓器を守るためのクッションになるほか、体温調節の役割を担っていますので生きていくうえでなくてはならない物質なのです。

 

しかし、中性脂肪が多くなりすぎると肥満の原因になるほか、病気リスクを高めてしまうことがあります。

中性脂肪が増える原因って何があるのか?

 

中性脂肪は誰にでもあるわけですが、増えすぎてしまうと健康に悪影響をもたらすことで知られています。
中性脂肪が増える原因にはどんなことが考えられるのでしょうか。

 

中性脂肪が増えてしまう原因としては
・食べすぎ
・糖質や脂質の多い食事
・運動不足
・肝機能の低下
・肥満
・タバコやアルコール
などが挙げられます。

 

 

肝臓の機能低下と中性脂肪増加

意外に知られていないのが肝機能が低下することによる中性脂肪の増加です。

 

肝臓内では脂肪酸から中性脂肪が生成され、エネルギーとして使うために肝細胞に蓄えているのですが、肝機能が低下すると蓄えた分を放出することができなくなり、中性脂肪がどんどん増えていってしまいます

 

また、タバコに含まれるニコチンには中性脂肪の原料である遊離脂肪酸という物質を増やしてしまう作用があります。

 

中性脂肪が増えることで引き起こされる病気

こうして増えた中性脂肪はさまざまな病気を引き起こす要因になります。
どんな病気になる可能性があるのでしょうか。

 

中性脂肪が原因となる病気の代表格ともいえるのが脂質異常症です。
以前の名称は高脂血症でした。

 

脂質異常症は血中の中性脂肪や悪玉コレステロールが増加し、善玉コレステロールが減少してしまう病気です。
血液がドロドロになってしまうため、脂質異常症を発症するとさらに他の病気を引き起こす可能性が高くなります。

 

動脈には酸素を多く含んだ血液が流れていますが、血液がドロドロになることで流れが悪くなったり血管内に血栓ができて詰まってしまうため
・狭心症
・心筋梗塞
・脳梗塞
・脳出血
・脳卒中
などの病気リスクが高まります。

 

肝臓に中性脂肪が増えると脂肪肝と呼ばれる状態になり、肝機能が低下して肝臓病を発症しやすくなります。
・肝炎
・肝硬変
・肝がん

 

発生しやすい症状まとめ

中性脂肪が原因となって引き起こされる病気は命に関わる危険性があります。
中性脂肪が高いだけで症状が出ることは少ないですが、病気になっている場合には以下のような症状が見られることがあります。

 

・倦怠感、だるさ
・疲れやすい
・手足のしびれ
・顔色が悪い

 

自覚症状が少ないため、中性脂肪が原因となる病気を防ぐためには定期的な健康診断を受けることが大切です。

中性脂肪が溜まることによるリスクについて

 

中性脂肪の基準値

健康診断において、中性脂肪の基準値は30-149mg/dlです。
食後30分後くらいから上昇し始めて4〜6時間後にはピークに達するので
正しい数値を測るためにも空腹の状態で検査を受けましょう。

 

中性脂肪の危険値

中性脂肪が150-249mg/dlの場合は要観察となりますが、コレステロール値も高いときにはなんらかの病気の可能性があります。
検査では併せて調べることがほとんどですが、数値がともに高くなる傾向がある場合には注意しましょう。

 

中高年以降になると中性脂肪の数値が高い人が全体の4割を占めます。
ほとんどが肥満によるものではありますが、中性脂肪が溜まっていることによるリスクについてはしっかりと理解しておく必要があります。

 

中性脂肪増加のリスク

中性脂肪が増えると肥満や脂質異常症になりやすく、それが原因となって前述したような病気リスクが高まります。
病気はひとつあると、そこから他の部位にも悪影響を及ぼし、さらに新しい病気を発症してしまうものです。

 

中性脂肪は加齢によって増えるため、『中性脂肪が高いだけ』『ちょっと太ってきただけ』と軽く見られがちですが、全身機能に異常や病気をもたらす可能性が高くなるということをしっかり認識しておくことが大切です。

 

健康診断などの検査によって中性脂肪が高いという指摘を受けた場合には、下げるために食生活や生活習慣を見直してみましょう。
健康へのリスクを下げることにもなります。

脂肪肝がもたらす肝機能への影響とは

 

最近では中性脂肪が増えることで脂肪肝になり
肝機能になんらかの異常が起こるケースが増えています。
脂肪肝が肝機能にもたらす影響とはどんなことがあるのでしょうか。

 

脂肪肝とは

脂肪肝というのは消費されなかった中性脂肪が肝細胞に蓄積し、肝細胞全体の3割以上が脂肪化されている状態です。

 

脂肪肝には飲酒が原因のアルコール性脂肪肝とそうでない非アルコール性脂肪肝があるのですが、近年増加しているのが非アルコール性脂肪肝で、主に食べすぎ肥満によって引き起こされます

 

現在、日本国内では4人に1人が脂肪肝です。
自覚症状がほとんどなく気付きにくいですが、改善しないままにしておくと肝機能の異常肝臓病の原因になります。

 

脂肪肝になるデメリット

肝臓は『肝心』という言葉からも分かるように、私たちが生きていくうえで心臓と同じくらい重要な役割を担っている臓器です。

 

肝臓の働きは大きく分けて3種類あります。
・代謝
・解毒
・胆汁の生成・分泌

 

食べたものからエネルギーを生成し、有害物質を無毒化したり、脂肪を消化・吸収させるなど、肝臓は健康を維持するための働きを多く持っていますから、脂肪肝によって肝機能が低下すれば全身にさまざまな異常が生じます。

 

脂肪肝による病気のリスク

脂肪肝は肝炎肝硬変肝がんなどの肝臓病の原因になりますがリスクはこれだけではありません。

 

脂肪肝を発症している人の多くは脂質異常症肥満高血圧糖尿病を抱えており
突然死のリスクが35.8倍も高くなってしまうのです。

 

脂肪肝を早期に発見すれば治療によって改善する見込みはありますが、そのままにしておけばいつ突然死してもおかしくありません。
健康診断などで中性脂肪が高くなっている場合には脂肪肝かもしれませんから、再検査または受診して、肝臓に異常がないか確認しましょう。

 

 

中性脂肪は加齢や食生活、運動不足などが要因となり、誰でも高くなる可能性があるものです。
一時的に数値が高くなることもあれば低くなることもあるため、数値がどのように変化しているのかをよく観察する必要があります。

 

健康診断で中性脂肪が高かったり、肥満体型の場合には将来の健康リスクが高くなりますので、自分に合った方法で対策していきましょう。

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