MENU

血液検査ALPの基礎知識!用語を正しく理解!

こちらでは血液検査で表記があるALPの意味、高くなる原因や肝臓との関連、下げるための情報を掲載しています。

 

肝臓の機能を表す項目として紹介されている【ALP】についての知識を高め、将来の健康のためにぜひ参考にしてみてください。

 

【ALPとは?語句解説】

ALPは主に肝臓の状態を表す項目・数値です。
ALPは、「アルカリホスファターゼ」の略で、さらに細かく言うと、アルカリ性溶液中でリン酸エステル化合物を加水分解する酵素を指します。

 

主に肝臓に多量に含まれているので、ALPが高い場合、まず肝臓の機能低下を疑うのですが、ALPは「小腸胎盤」などにも若干含まれています。
したがって、高いALP値から病気を疑う場合は、他の肝臓数値である
・ALT(GPT)
・AST(GOT)
・γ-GTP
・ビリルビン
などの数値も合わせて、みていくことになります。

 

【ALPの働きについて】

 

【肝臓内】

→食べ物などに含まれるリン酸化合物を分解

 

【骨内】

骨の石灰化

 

【小腸】

→小腸では脂肪の吸収に使われています。

 

※妊娠中の女性には、胎盤にALPが含まれています。

 

【肝臓の細胞が壊れると・・・】

肝臓の細胞が壊れると、ALPは血液中に漏れ出し、血中ALP濃度が高まります。
したがって、血液検査におけるALP値によって、肝臓の細胞の弱体化を発見することができます。

 

【ALPの基準値】

ALPは、検査方法によって基準値が違います。

ALPの検査方法における基準値 
検査方法 基準値
P−NP法 58〜200IU/L
ベッシーローリー法  0.8〜2.9BLU
キンド・キング法 3.0〜10.0KAU

 

 

ALPが高値になる原因【病気の側面】

ALPが基準値を超えている場合、胆汁の流れが滞っている事が疑われます。
胆管系が詰まることで胆汁が分泌されなくなる、又は滞ると、胆汁中に存在しているALPが胆汁ごと血液に逆流してしまいます。
ところが肝臓ではALPを生産し続けてしまうので、血液中のALPの量はどんどん増えていきます。

 

ALPが高かった場合には、ALPと同じ働きがあるが、分子構造が異なる酵素群「ALPアイソザイム」を測定します。

 

ALPアイソザイムは6種類あり、体に障害がある部位を特定することができます。

ALPアイソザイム別の疾病部位
ALPアイソザイムの種類 疾病部位
ALPアイソザイム1 閉塞性黄疸・限定的な肝障害
ALPアイソザイム2 肝疾患・胆道系の疾患
ALPアイソザイム3 子供に多い骨の病気・副甲状腺機能亢進症
ALPアイソザイム4 悪性腫瘍・妊娠後期
ALPアイソザイム5 肝硬変・慢性肝炎・慢性腎不全等
ALPアイソザイム6 潰瘍性大腸炎

 

上記の表の様に、特定した部位ごとに更に検査を行い、さらに原因を掘り下げていきます。

 

ALPの上昇がみられた場合には、ALT(GPT)やAST(GOT)、γ-GTPなども関連付けて診断していきます。

 

ALT(GPT)やAST(GOT)の値にも上昇がみられる場合には、肝臓や胆管系での障害が疑われます。
肝硬変、栄養過多による脂肪肝など、肝臓の慢性的な疾患などが挙げられます。
胆管狭窄や閉塞肝臓内のうっ血などでは、γ-GTPも上昇します

 

肝臓は、私たちが眠っている間も休まず、24時間働き続けています。過度の飲食や飲酒・喫煙なども、ALPが上昇する大きな要因です。

 

【肝腎のALPを下げる方法は?】

いずれにしてもALPの高値は、そのほとんどが、飲酒・疾病・ストレス・その他生活習慣等によって肝臓に負担がかかっている、又は弱体化している証拠です。

 

肝臓の働きは40階建てのビルに相当すると言われています。人工的に代役を担うことはほぼ不可能。だから肝臓は大切にする必要があるのです。

 

肝機能を高める・正常化するには、肝臓の働きを底上げしてくれる食品として有名な「しじみ・牡蠣・チーズ」などを積極的に摂取し、なおかつアルコールやタバコ、暴飲暴食などを控える生活習慣が求められます。肝臓サプリメントも、費用対効果が優れランニングコストが安くすむ健康法の一つです。

 

自分の肝臓は、自分でしか労われません。酷使すればしただけ、病気となりあなたに降りかかります。

 

病気になり膨大な医療費等で後悔する前に、まず食生活を中心とした生活習慣を変えてみてはいかがでしょうか?

 

 

【ALPのポイントまとめ】

@ALPの上昇は肝臓が弱体化しているサイン。
AALPの種類によって疾病箇所がわかる。
BALPの高値だった場合、生活習慣を変え、肝機能を高める必要がある。

 

→肝機能を高める食品リスト

 

⇒こどもでもわかる、血液検査項目ごとの【リスク一覧表】

 

→ALT(GPT)を下げる情報はこちらから

 

→γ-GTPを下げる情報ページはこちら

 

関連ページ

γ-GTPを下げる方法・基準値・高い場合の原因
γ-GTP(ガンマGTP)を下げる方法とサプリメントを紹介しています。下げる為に必要な用語の解説&基準値&高値の原因を解説しています。
ALT(GPT)を下げるには?その方法、基準値・高い場合の原因
このページではALT(GPT)を下げる方法、用語に加え、その基準となる数値や高い場合の原因などの総合的なALT(GPT)を下げる情報をまとめています。
AST(GOT)を下げるには?基準値・高数値になる原因を解説
AST(GOT)を下げる為に行いたいポイントや、用語の解説等、その基準値や数値上昇の原因を解説しています。
ウロビリノーゲンってなに?基準値や高くなる原因・疾病は何が考えられる?
ウロビリノーゲンの用語解説をはじめとして、その基準となる値、疾病、高くなる原因などについて解説!
血液検査項目からみる疾患・病気の早見表
血液検査の項目は多岐にわたりますが、数値が高かった項目の組み合わせに応じて大よその疾患・病気が把握できますのでぜひご活用を!
高い尿酸値を下げる方法【サプリメント・食事・運動】効率よく尿酸値改善
高い尿酸値を下げる方法について解説しています。 食事、運動などの方法や、その取り組みの効果を底上げするサプリメントの効果など、尿酸値が高い場合の情報を発信しています。