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全身倦怠感の治療の前に行っておきたいセルフケア方法

 

全身倦怠感を感じると体力の低下だろうと考えてしまいがちですが
その倦怠感はもしかすると病気からきているかもしれません。

 

病気による全身倦怠感は治療によって改善する可能性があります。

 

どんな治療方法があるのか、また詳しい症状などをまとめてみましたので
悩んでいる方はぜひ読んでみてくださいね!

 

全身倦怠感にはどんな治療方法があるのか

 

 

全身倦怠感に対する治療方法にはさまざまなものがあります。
ここでは主な治療方法をみていくことにしましょう。

 

薬物療法

 

近年の全身倦怠感の治療は薬物療法が中心となりつつあるようです。
薬物といっても種類はさまざまです。
全身倦怠感を引き起こしていると考えられる原因に働きかけることで
症状を緩和させることが薬物療法の目的です。

 

・ストレス
・うつ病
・免疫力の低下
・睡眠障害
・細胞の障害
薬物療法ではこれらの改善を目的とした薬剤が処方されます。

 

原因や症状に合わせてチロシン、抗うつ薬、精神安定剤、ビタミンC、漢方などから
最適と思われる薬剤を投薬することになりますが
改善がみられない場合には新たな薬剤に切り替わることもあります。
また、複数の薬剤を処方されることもあります。

 

 

認知行動療法

 

認知行動療法は思考を管理することで負の感情や行動を減らしていき
ストレスを軽減するメンタルケアです。
カウンセリングなどと併せて行われるため
心理的なストレスを強く感じる方はこの治療方法が行なわれることが多い傾向にあります。

 

 

段階的運動療法

 

ストレッチやウォーキング、スイミングなどの運動を通じて
段階的に負荷をかけていくことで運動不足を解消し
全身倦怠感から自立することを目的とするものです。

 

 

ページング療法

 

休息する時間の確保、毎日の活動に適切な制限をすることで
全身倦怠感を緩和させる方法です。

 

 

 

全身倦怠感を改善するための治療方法はどれが正解ということはありません。
本人の性格や生活習慣、症状に合った方法を選択することが大切です。

 

上記にあげた治療を行ったところ、3〜4割以上が完全に回復し
正常な状態になったという研究結果も出ていますから
悩んでいるのであればまず病院を受診してみると良いでしょう。

 

このほかにも
・禁酒や禁煙
・生活リズムの見直し
・バランスのとれた食生活
・糖分を控える
・ヨガやマッサージ
などで症状が改善したという例もあるようです。
自分でできることから始めてみて、それでも改善しないようであれば
きちんと受診して治療を受けるようにしましょう。

 

全身倦怠感を感じる病気・慢性疲労症候群

 

 

全身倦怠感には「慢性疲労症候群」という病名がついています。

 

通常感じられる疲労よりも重い症状があるのが特徴で
日常生活に支障をきたし、まったく動けなくなるケースもあります。

 

見た目には異常が見られないために第三者からは怠けていると誤解され
そのストレスがさらに症状を悪化させることもあるようです。

 

国内には慢性疲労症候群の患者数は38万人以上いると推定されています。

 

日本人の0.3%がかかる病気ですから決して珍しいものではありません。

 

国内の診断基準ができたのが1988年と比較的最近であるため
今後は一層患者数が増えていくのではないかと考えられます。

 

発症年齢は40〜60代、男性よりも女性が多い傾向にあります。

 

全身倦怠感の症状にはどんなものがあるのか

 

 

全身倦怠感といっても症状はさまざまですよね。
ここでは国際診断基準に応じた症状をご紹介します。

 

@6ヶ月以上の慢性的な全身疲労がある
A日常生活に支障をきたす
B以下の症状が4つ以上当てはまる
・24時間以上継続した全身倦怠感
・睡眠で改善されない
・原因が不明の筋肉痛
・重い頭痛
・首や脇下のリンパの腫れ
・喉の痛み
・関節の痛み
・短期記憶や集中力の障害がみられる

 

これらの症状以外にも
・気分が落ち込む
・不眠や過眠
・微熱
などがみられることもあります。

 

通常でも全身倦怠感を感じることはあると思いますが
長期間継続しており、改善がみられない場合には病気を疑った方が良いでしょう。

 

慢性疲労症候群の原因はなにか

 

 

慢性疲労症候群の原因はまだ明らかになっていません。
研究が進むにつれていくつか原因となりうるものが推測されてはいますが
特定はできていないのが現状なんですね。

 

現在、慢性疲労症候群の原因として考えられているものは
・感染症
・免疫機能の障害やアレルギー
・ストレス
・ホルモンの障害
・栄養不足
・低血圧
などがあります。

 

私たちの身体は神経系・免疫系・ホルモン系と3つのバランスが保たれて
正常な状態を維持することができています。
3つの働きのいずれかに異常が起きればバランスが崩れて脳の働きに影響を与え
強い全身倦怠感が生じると考えられます。

 

きっかけはなんであれ、日常生活が送れないほどの全身倦怠感や疲労があるのですから
なんらかの原因があるのは間違いありません。
なにが原因となっているかは個人差があると考えられていますので
症状や生活環境をよく考察したうえで治療を受けるのが望ましいでしょう。

 

慢性疲労症候群におけるチロシンの効果

 

 

慢性疲労症候群の治療において、注目されているのがチロシンという物質です。
チロシンはドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンなど
神経伝達物質をつくる原料となる非必須アミノ酸です。
また、自律神経の調整や代謝を行う甲状腺ホルモンなどの原料でもあります。

 

このチロシンが慢性疲労症候群に効果があるのではないかと言われています。
その理由はチロシンの働きにあります。

 

 

うつ症状を改善する

 

気分が落ち込んでしまう、やる気が起きないといったうつ症状は
脳を興奮させてやる気を起こさせるドーパミン
脳を緊張させて集中力を高めさせるノルアドレナリンなど
神経伝達物質が不足することが原因であるとされています。

 

チロシンはこうした神経伝達物質のもとになるとともに
うつ状態のときには濃度が低下することから
うつ症状を改善して全身倦怠感を解消することができると考えられています。
ビタミンB6、Cと一緒に摂取することで効果が大きくなります。

 

 

ストレスを軽減する

 

強いストレスを感じているときにはアドレナリンやノルアドレナリンを大量消費します。
ストレス状態が長く続くとアドレナリンなどが不足し
徐々に疲れを感じやすくなったり、気分の落ち込みが大きくなっていきます。
チロシンはこうした神経系の働きを調節することによってストレスを軽減する効果があります。

 

チロシンを摂取するとストレスそのものに強くなる抗ストレス作用が補強され
さらに脳の働きが活性化されますから、慢性疲労症候群に効果があるのです。

 

 

免疫力を向上させる

 

チロシンが原料となる甲状腺ホルモンには
・細胞の新陳代謝を活性化する
・免疫力を高める
・成長ホルモンの合成を促進する
・体温を上昇させる
などの働きがあります。

 

甲状腺ホルモンは私たちの活動をコントロールする働きがあります。
ホルモンの分泌量が低下すれば全身の代謝サイクルが遅くなり
活動に必要なエネルギーを十分に生み出せなくなりますので
いつもより疲れやすくなり、全身倦怠感やだるさを感じやすくなるわけです。

 

また、筋肉細胞の新陳代謝が悪くなるために筋肉量が低下し
筋肉下での疲労も生じやすくなります。

 

全身倦怠感を伴う慢性疲労症候群には
神経系・免疫系・ホルモン系のバランスが大きく関わっています。
チロシンはこれらの働きに関与している物質であるため
摂取することによって症状を改善できるというのは納得できますよね。

 

チロシンは乳製品やナッツ類にも含まれていますし
サプリメントから摂取することもできます。
慢性疲労症候群の改善、予防のためにも摂取しておくと良さそうです。

 

 

 

全身倦怠感は加齢、ストレス、過剰な活動などでも起こるものですが
それが長く続くときには病気である可能性を考える必要があります。
慢性疲労症候群の治療を受けるためにも診断してもらうことが大切なので
気になる症状があれば早めに受診してみましょう。

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